東京ディズニーリゾートのセキュリティ強化に向けた取り組みが発表されました。
ゲストの安全を第一に考え、エントランスに金属探知ゲートとX線検査機が導入されます。
東京ディズニーリゾート セキュリティ強化へ
年間3,000万人以上のゲストが訪れる東京ディズニーリゾート。
2020年には、新エリアのオープンも控えており、来場者数はさらなる増加が見込まれています。
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これほどまでに多くのゲストが来園するため、パークのセキュリティ面についてはこれまでも様々な取り組みが行われてきました。
そして、今後パークのセキュリティを更に強化することが発表されました。
現在のセキュリティ対策
現在、東京ディズニーリゾートではパーク内外を含め多くのセキュリティ対策が講じられています。
中でも、エントランスの“荷物確認”は最たる例です。
パークへ入園するゲストはエントランスを通過する前にセキュリティキャストによる荷物の確認が必要となります。
これまでは主にキャストの目視により荷物の確認が行われていましたが、最近ではハンディタイプの探知機を持っているキャストの姿もよく目にするようになり、パーク入園時のセキュリティを強化していることが伺えます。
また、パーク内ではセキュリティキャストはもちろんのこと、私服のセキュリティキャストも多数配置し、有事に対応できるよう万全の対策が講じられています。
金属探知ゲート & X線検査機 が導入
今回発表された“セキュリティ強化”では、主にパーク入園時が対象となります。
パークエントランスに「金属探知ゲート」と「X線検査機」を導入することが発表されました。
株式会社オリエンタルランドは、このほど、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのエントランスに金属探知ゲート、X線検査機などを導入することを決定しましたのでお知らせいたします。
空港の保安検査場をイメージするとわかりやすいでしょう。
金属探知ゲートとX線検査機はエントランスに設置されますが、どちらも大型の装置になるため、常設されるのか移動式になるのかが気になるところです。
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2020年の新エリアオープン & 五輪に向けた対策か
金属探知ゲートとX線検査機の導入の時期については、今回の発表では明記されませんでした。
[box class="yellow_box" title="追記(2019年11月2日)"]11月2日より、東京ディズニーシーの一部ゲートにて「金属探知ゲート」と「X線検査機」の稼働がテスト的にスタートしました。[/box]
2020年は、東京ディズニーランドに新エリアがオープンすることに加え、東京五輪が開催されます。
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海外からのゲストも多く訪れることが見込まれるため、おそらくこの時期に合わせてゲートと検査機が導入されると思われます。
入園時の混雑激化!?
ゲートと検査機の導入により、懸念されるのが入園時の混雑が激しくなるという点です。
これまでの荷物確認よりも一人あたりに必要な時間は長くなることが想定されるため、入園のペースが遅くなる可能性があります。
ゲストの安全性と快適性を両立したセキュリティ強化になることを望みます。