東京ディズニーリゾートに入園日によってパスポート料金が異なる「変動価格制」の導入が発表されました。
- 2021年3月より変動価格制が導入
- 変動幅は500円 実質的な値上げ
- アーリーエントリーチケットも有料販売へ
東京ディズニーリゾート 変動価格制導入

東京ディズニーリゾートの入園パスポート料金が2021年3月20日から大きく変わります。
2020年7月1日の運営再開以降、東京ディズニーランド・シーのパスポートは入園時間を指定した3種類が販売されてきました。
1デーパスポート | 大人 8,200円 中人 6,900円 小人 4,900円 |
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入園時間指定パスポート 午前10時30分~ | 大人 7,700円 中人 6,500円 小人 4,600円 |
入園時間指定パスポート 正午12時~ | 大人 7,300円 中人 6,100円 小人 4,300円 |
そして、2020年3月20日入園分より、時期や曜日によってチケット価格が異なる「変動価格制」が導入されることとなります。
株式会社オリエンタルランドは、2021年3月20日(土)入園分のチケットより東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーにつきまして、チケットの変動価格制を導入することを決定いたしましたのでお知らせいたします。
新たなチケット体系では、時期や曜日ごとに異なるチケット価格が設定されることになります。
実質上の値上げ

2021年3月20日入園分からのパスポート料金は以下の通りです。
1デーパスポート | 大人 8,200~8,700円 中人 6,900~7,300円 小人 4,900~5,200円 |
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入園時間指定パスポート 午前10時30分~ | 大人 7,700~8,200円 中人 6,500~6,900円 小人 4,600~4,900円 |
入園時間指定パスポート 正午12時~ | 大人 7,300~7,700円 中人 6,100~6,500円 小人 4,300~4,600円 |
変動価格制の導入は需要が高まる週末や大型連休は設定料金を高く設定することにより、入園者数の繁閑差を変順化することを目的としています。

とはいえ最も安い価格が現在の価格に設定されているため、今回の料金制度改定は実質上の値上げとなります。

各日の料金については今後オフィシャルウェブサイトで公開するとしていますが、土日・祝日・春休み・ゴールデンウィーク期間は最も高い料金が適用されます。
アーリーエントリーチケット 有料販売へ

これまで、ディズニーホテル宿泊者は通常開園よりも15分早くパークへ入園できる「ハッピー15エントリー」を無料で利用することができました。
しかしながら、感染症対策のため現在は「ハッピー15エントリー」は運用が中止されています。
そして、2021年3月20日より「アーリーエントリーチケット」が有料販売されることが発表されました。

「アーリーエントリーチケット」はディズニーホテル宿泊者を対象に3,000円で販売されます。
このチケットでは、チェックイン日以外のホテル滞在日に東京ディズニーシーを対象に午前8時からパークへ入園することができます。


価格 | 3,000円 |
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入園時間 | 午前8時 |
対象パーク | 東京ディズニーシー |
対象期間 | 2021年2月20日~ 2021年3月31日入園分 |
「アーリーエントリーチケット」では、午前8時からパークを楽しめるため、通常開園が9時と仮定するとこれまでの「ハッピー15エントリー」よりも早くパークへ入園することができるようになります。

朝の30分間を通常開園よりも早く楽しめるとはいえ、イレギュラーなパーク運営が実施されていることもあり、3,000円分の価値が見出だせるかどうかは微妙なラインかと思います。
