いよいよ、東京ディズニーリゾートが7月1日より運営を再開することが発表されました。
- 東京ディズニーリゾートが約4ヶ月ぶりに運営再開
- 感染防止対策を徹底
- 専用パスポートで入園者数を制限
7月1日 東京ディズニーリゾート運営再開
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京ディズニーリゾートは2月29日より臨時休園していました。
長きにわたる休園期間を経て、自治体からの移動制限や、営業自粛要請が緩和されたことを受け、7月1日より運営を再開することが発表されました。
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、7月1日(水)から両パークを再開することを決定しましたのでお知らせいたします。

感染防止策を徹底した運営へ

パーク内では徹底した感染防止策を講じた上で運営が再開されます。
- 入園時に検温実施
- 原則マスク着用必須
- ソーシャルディスタンスの確保
- 手洗い・消毒
- キャッシュレス決済推奨
パーク入園時に検温を実施
パークへ入園する際に、検温が実施されます。
37.5℃以上の発熱や風邪症状がある場合は入園を遠慮いただく形になります。
舞浜駅前の商業施設「イクスピアリ」では、一足早く6月1日より運営を再開しており、こちらも入場時に検温を実施しています。

立ち止まることなく、専用のカメラを使った検温を実施することで、来館者の滞留を防ぐ工夫も施されており、パーク再開時もゲストは長時間足を止めることなく検温できるようなフローが構築されるものと思われます。

原則マスク着用必須
パーク内では常時マスクの着用が必要となります。

ただ、これから気温や湿度の上昇が見込まれるため、屋外で他人と十分な距離が保たれている場合は、マスクを外すことも可能となります。
ソーシャルディスタンスの確保

ゲストの密集が想定されるアトラクションのキューライン(待ち列)やレストランのテーブル、ベンチなどは、周りのゲストと適切な距離を保つことを目的に目印が設置されます。
この目印に従って周りのゲストとソーシャルディスタンスの確保が必要となります。
両パークのエントランスでは、入園を待つゲストが密な状態にならないよう、目印(ソーシャルディスタンスマーカー)を設置する作業が実施されています。


手洗い・消毒

パーク内ではこまめな手洗い・消毒が推奨されます。
消毒液はこれまでもレストルームを中心に常設されていましたが、再開後はエントランスやショップなどにも設置されます。
キャッシュレス決済推奨

東京ディズニーリゾートでは2018年11月より電子マネー決済が導入されました。
現在ではほぼすべてのショップやレストランでこの決済方法を使うことが可能です。

現金を直接手渡しすること無く決済を完了することができる電子マネーが感染防止対策という面で推奨されます。
当面の間は短縮運営&入園チケットを制限

7月1日の運営再開から当面の間、各パークは午前8時から午後8時までと運営時間は短縮されます。
また、パーク内における密な状態を避けることを目的に入園者数を大幅に制限します。
7月1日以降、パークへ入園するためには専用のパスポートを購入する必要があります。
入園待ちのゲストがエントランスに密集することを避けるため、パークへの入園可能時間が異なる3種類のパスポートが販売されます。
名称 | 入園時間 | 大人 | 中人 | 小人 |
---|---|---|---|---|
1デーパスポート | 午前8時以降 | 8,200円 | 6,900円 | 4,900円 |
入園時間指定 パスポート(午前11時~) |
午前11時以降 | 7,300円 | 6,100円 | 4,300円 |
入園時間指定 パスポート(午後2時~) |
午後2時以降 | 6,300円 | 5,400円 | 3,800円 |
7月1日から当面の間は専用パスポート以外での入園はできません。
オープン券、年間パスポート、再来園パスポートなども利用はできません。
7月25日午後3時より販売スタート

運営再開後のパークへ入園できるパスポートは7月25日午後3時より「東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト」で販売が開始されます。
- 約1ヶ月先までの日付指定チケットが購入可
- 1度に購入できるチケットは5枚まで
- 決済手段はクレジットカードのみ
年間パスポートは別途対応予定

有効期限が2020年2月29日以降の年間パスポートについては、有効期限の延長もしくは払い戻しとなります。

また、パークに入園せずともグッズを購入できるサービスや、抽選で入園ができるようになるシステムを導入する予定です。
TDRの再開でレジャー産業に活気を

東京ディズニーリゾートの再開で、コロナウイルスの影響で大幅に落ち込んでいる日本のレジャー産業が少しでも活気づくきっかけとなればと思います。
まだまだ100%の運営は難しい状態が続きますが、少しずつですが確実に前に進んでいます。
