東京ディズニーリゾートに「デジタルファストパス」が導入されました。
取得方法や使い方について紹介します!
- 知らなきゃ損 デジタルファストパスの仕組みがわかる
- デジタルファストパスならではの新しい使い方を発見
- パーク体験をより効率的に!
デジタルファストパス TDRに上陸

東京ディズニーリゾートでは、2000年より「ディズニー・ファストパス」の運用がスタートしました。
ディズニーファストパスはパークを訪れた人なら、ほぼ全ての人が使ったことがあるでしょう。

その名の通り、アトラクションを“短い待ち時間で体験することができるパス”です。
そして、遂に先月からオンライン上でファストパスを取得できる新サービス「デジタルファストパス」が東京ディズニーリゾートに導入されました。
デジタルファストパスとは!?

デジタルファストパスは、2019年7月17日より、東京ディズニーリゾートに導入されました。
これまでは、対象アトラクションの近くに用意されている発券機を使って紙のファストパスチケットを発券していましたが、デジタルファストパス導入後は、その必要はありません。

スマートフォンを使うことで、オンライン上から場所に縛られることなくファストパスの発券が可能になりました。
ファストパス発券はアプリから

デジタルファストパスはスマートフォンアプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」より取得することができます。
アプリ内メニューに増えた“ファストパス”から取得できます。

デジタルファストパスを取得するには、パーク入園時に使ったパスポートの2次元コードをアプリに読み取らせる必要があります。
2次元コードを読み取らせることで、入園記録が付いているかどうか、他のファストパスを発見している場合、次回発券可能時間を過ぎているかどうか等を自動で確認し、デジタルファストパスを取得することができます。
- 「東京ディズニーリゾート・アプリ」をインストールしたスマートフォン
- 入園時に使ったパスポート
東京ディズニーリゾート外からの取得や、入園記録のついていないパスポートを使っての発券は行えません。


もちろん、発券機での対応も継続しています。
発券機では「ファストパス・リマインダー」を発行することで、ファストパスを取得することができます。
ファストパスの発券データはパークチケットに紐づくため、アプリ上でファストパスを取得した後、次回発券可能時間を過ぎずに発券機でファストパスリマインダーを発行…等は行なえません。
デジタルならではの使い方
一度発券したファストパスをキャンセルできる

デジタル上でファストパスの取得を制御できるようになったため、一度取得したファストパスをキャンセルすることが可能になりました。
他のショーやレストラン予約等の予定とファストパス利用時間がかぶってしまった場合、ファストパスをキャンセルすることでその時点で発行できる他のアトラクションのファストパスを改めて取得することができます。

逆に言うと、当日分のファストパス発行が終了したアトラクションでも、キャンセルが発生すればファストパスを取得できる可能性があるのです。

キャンセル状況はリアルタイムに反映されるので、早いもの勝ちです。
運休時には「マルチエクスペリエンス」として機能
そうそう、FP取ったアトラクションがメンテに入ると何にでも乗れるマルチエクスペリエンスに変わるんだよっ🎵 pic.twitter.com/yzl9xWwXMB
— ぶう (@kumattyo) July 30, 2019
また、システム調整等により、ファストパス利用時間にアトラクションが動いていなかった場合はファストパスが「マルチエクスペリエンス」に自動で変化。
今日21時頃スペマン乗ってる時に安全装置作動して後日利用可のマルチエクスペリエンスもらった pic.twitter.com/XLHu2CU0rn
— オノ (@spirit_loose_96) July 29, 2019
ほぼ全てのアトラクションの内一つを短い待ち時間で体験することができる優先入場整理券として機能します。


ファストパスの発行ペースが加速

また、デジタルファストパスが導入されたことにより、ファストパスの発行スピードが大幅に加速しました。
これまでは、発券機の台数や発行にかかる時間などにより、各アトラクション毎にスピードがバラバラでしたが、デジタルファストパスの導入により、同時に多くのゲストがアクセスしファストパスを発行することができます。

そのため、7月23日にオープンしたばかりの新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」は開園10~20分ほどで当日分のファストパスの発券が終了する異常なスピートを記録しています。
利用時には2次元コードの読み取りが必要

ファストパス取得がアプリで上で行えるようになりましたが、その利用方法もデジタル化されました。
これまで、ファストパスチケットを見せることでファストパスエントランスを利用できていましたが、アプリで発券した場合チケットは発券されません。

利用時間になると画面に2次元コードが出現します。

このコードをファストパスエントランスにある専用端末に読み取らせることでファストパスエントランスを利用することができます。
画面ではなく、パークチケットの2次元コードでもOKです。

また、ファストパスリマインダーを発券所で発行した場合も、パークチケットの2次元コードの読み取りが必要です。
効率的なパーク体験にデジタルファストパスは必須

デジタルファストパスの導入により、パーク体験の効率は飛躍的に向上しました。
食事をしながら、ショーを待ちながら、アトラクションを待ちながら…ファストパスを手元で発券できる最高に効率的な機能です。
しかし、逆に言うとソアリンの現状のようにデジタルファストパスを知らないゲストはどんどん取り残されていく状態でもあります。
しっかりとデジタルファストパスの仕組みを理解した上で、効率的にパークを楽しみましょう!
