東京ディズニーリゾートでは、アトラクション利用における新システム『スタンバイパス』の運用がスタートします。
[box class="pink_box" title="この記事のポイント!"]
- 新システム『スタンバイパス』運用スタート
- ランド・シーの14アトラクションが対象
- TDRアプリにて先着順で取得可能
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ウィズコロナ体制における新システム導入
東京ディズニーランドの新エリアのオープン日が発表され盛り上がっていますが、同時にアトラクション利用における新たなシステムの導入も発表されました。
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新システム『スタンバイパス』
新たに導入されるのが『スタンバイパス』と呼ばれるシステムです。
これは、アトラクション利用時に必要となる東京ディズニーリゾート・アプリ上で取得できるパスです。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]ファストパスに近いですが、詳細は異なる点も多いです。[/voice]
7月1日の運営再開以降、東京ディズニーリゾートのアトラクションでは、ファストパスの発券は行わず、全てスタンバイのみで運用が行われてきました。
しかし、新たなシステムが導入されることでウィズコロナ体制におけるアトラクション利用法が一部変わります。
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『スタンバイパス』とは?
今回のスタンバイパスは、スタンバイエントランスに並ぶためのパスといったものです。
スタンバイパス対象アトラクションには、パスなしで並べる時間と、パスを持っている人のみが並べる時間の2つの時間帯が用意されます。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]アトラクションによっては、終日スタンバイパス無しで利用できる時間が用意サれていないものもあります。[/voice]
すなわち、スタンバイパスを取得していないとスタンバイエントランスに並ぶことができない時間帯があるということです。
なお、スタンバイパスを持っている方と持っていない方が同時に対象アトラクションを利用できる時間帯は用意されていません。
スタンバイパスなしで並ぶことができる時間帯
アプリ上では対象施設に「待ち時間」が表示される。
スタンバイパスを持っている方のみが利用できる時間帯
対象施設に「スタンバイパス発行中」または「発行終了」が表示される。
スタンバイエントランスに並べる人数をスタンバイパスを発行することで制限することで、人気アトラクションへのゲストの集中や、それに伴いキューラインが長く伸びてしまうことを防ぐことができます。
[box class="pink_box" title="注意事項"]
- スタンバイパスは、ファストパスと比べて施設入場から乗車までの待ち時間が長くなる可能性がある
- 1つの対象施設のスタンバイパス取得はひとりにつき1日1回のみ
- 次のスタンバイパスを発行できるのは、「取得したスタンバイパスを利用した場合」「取得したスタンバイパスの利用開始時間が過ぎた場合」「取得したスタンバイパスの利用時間に対象の施設が利用できなくなった場合」
- 取得した時間、対象施設が休止となった場合は無効とされていますが、原則対象アトラクションに使えるマルチエクスペリエンス(優先利用券)が発行される。
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ファストパスとの違いは!?
ファストパスと明確に異なるのは次の5点です。
[box class="green_box" title="『スタンバイパス』がファストパスと異なる点"]
- 専用のエントランスが用意されない
- ファストパスよりも待ち時間が発生する可能性がある
- 対応している時間帯が限定される
- 同一アトラクションは1日1発行まで
- キャンセルができない
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9月23日より 2つのアトラクションで導入
『スタンバイパス』は9月23日(水)より、東京ディズニーシーの『ソアリン:ファンタスティック・フライト』と『トイ・ストーリー・マニア!』で導入されます。
どちらのアトラクションも、これまでソーシャルディスタンスを確保するためキューラインが非常に長く、周辺エリアはもちろん他エリアへはみ出してしまうケースもありました。
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現時点ではこの2つのアトラクションが対象とアナウンスされていますが、今後の状況応じて対象施設が増えることでしょう。
スタンバイパス利用時は、待ち時間が少なくなるように運営を行うとのことなので、スタンバイパスを発行できれば長い時間・長い距離を待つことは少なくなりそうです。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]その分、スタンバイパスの発行は激戦になりそうですが…。[/voice]
スタンバイパスを持っていない人が並ぶことができる時間帯が用意されていることから、これらのアトラクション利用にスタンバイパスの発行は必須ではありません。
12月22日から対象アトラクションが拡大
2020年12月22日からはスタンバイパスの対象アトラクションが拡大します。
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アトラクションによって、スタンバイパスの運営時間が異なります。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]『ソアリン:ファンタスティック・フライト』は終日スタンバイパスが必要となります。[/voice]
当日のパーク運営状況によってはスタンバイパスの発行が行われない場合もあります。
詳しくは、当日アプリにてご確認ください。
スタンバイパス取得方法
スタンバイパスは東京ディズニーリゾート・アプリのみで取得ができます。
基本的にはファストパスをアプリで取得するのと手順は同じです。
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パーク入園にアプリでチケットを認証することで、希望アトラクションのスタンバイパスを取得できます。
ファストパスと同様、各時間帯に発行できる枚数が決まっているため先着順となります。
また、自分で利用時間を選択することはできず、その時に発行している時間帯のスタンバイパスを取得する形になります。
利用時間になるとQRコードが表示されるため、対象施設の入口で提示することで、スタンバイパスの利用ができます。
次のスタンバイパスが発行できる時間は、アプリ上に表示されます。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]様々な新システムが導入され、私もやや混乱しています。[/voice]
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それぞれの対象施設や利用条件を事前にしっかりと理解した上で、効率的なパーク体験を楽しんでください。