1周年を迎えた、東京ディズニーシーの人気アトラクション『ソアリン:ファンタスティック・フライト』の新たな運営体制について紹介します!
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- ソアリン オープンから1年
- ウィズコロナ体制でイレギュラー運営中
- ソーシャルディスタンスでキューラインが伸びる!
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ソアリン:ファンタスティック・フライト オープンから1年
東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに位置するアトラクション『ソアリン:ファンタスティック・フライト』は2019年7月23日にグランドオープンした東京ディズニーリゾートで最も新しいアトラクションです。
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そして今日で、その記念すべき日から1年が経過しました。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]祝!!オープン一周年!![/voice]
ソアリンは、ドリームフライヤーに乗り世界各地を上空から楽しむことができるシミュレーションタイプのアトラクションで、迫力のある映像とリアルな動きや香りで、まるで飛んでいるかのような体験ができるアトラクションです。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]最後には日本オリジナルシーンとして、東京ディズニーシー上空の映像が採用されています。[/voice]
[btn class="rich_green"]『ソアリン』についてもっと詳しく見る[/btn]
ソアリン ウィズコロナ体制で運営中
7月1日から感染症拡大防止対策を徹底した上で運営を再開している東京ディズニーリゾートですが、ソアリンの運営も同日から再開されました。
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他のアトラクション同様、ソアリンでもウィズコロナ体制での運営体制が取られています。
特にソアリンは東京ディズニーリゾート内でも1.2を争う人気アトラクションのため、ゲストの密を避けるために、より徹底した対策が講じられています。
ソーシャルディスタンスで最後尾がマーメイドラグーン!?
他のアトラクション同様、ソアリンのキューラインにおいてもソーシャルディスタンスの確保が徹底されています。
周りのゲストとは一定の距離を確保した状態で並ぶよう足元にはソーシャルディスタンスマーカーが設置されています。
これまでは周りのゲストとはあまり間隔を空けずに並ぶのが定石でしたが、ソーシャルディスタンスを確保するようになったため、キューラインはこれまでの倍以上の長さを必要とします。
その結果、ソアリンのキューラインはミステリアスアイランドを抜け、アラビアンコーストを通り、マーメイドラグーンまで伸びる形となっています。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]ここまで伸びても待ち時間は75分でした。[/voice]
キューラインがかなりの長さとなるため、その途中には多数のキャストを設置し、ソーシャルディスタンスが正しく運用されているかのチェックや、通行ゲストのための横断通路の確保などの業務に就いていました。
海底2万マイルのキューエリアを活用
中でも驚いたのは、他のアトラクションのキューラインを使っている点です。
キューラインがミステリアスアイランドを経由する際、現在は休止中の「海底2万マイル」のキューエリアを使っています。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]海底2万マイルはライド内が密な状態となってしまうため、7月1日より運営休止中です。[/voice]
アラビアンコースト方面からきたキューラインは海底2万マイルの出口から入り、キューエリアを逆走するような形で列が進みます。
途中では、海底2万マイルのライドの様子を確認することができます。
円形の特徴的なスロープを上がり外へ出ると、更にファストパス発券所へと入ります。
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この場所もソアリンのキューラインとして活用されています。
発券所をでると、ようやく列はメディテレーニアンハーバーへと抜けていきます。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]全く別のアトラクションのキューラインを経由するなんてこれまでにはなかった体験です。
ちょっと得した気分です![/voice]
距離こそ長いキューラインですが、列の進み具合は非常にスムーズです。
ファストパスの発券を実施していない点や、後述するプレショーをスルーしている点が列がスムーズに進むことに影響していることでしょう。
とはいえ、タイミングによってはライド内の清掃作業が入るため一時的に動きが鈍くなることもあります。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]待ち時間はこれらの清掃作業を考慮して算出されているとのことです。[/voice]
ソアリン内キューラインも大幅に短縮
ソアリンの敷地内のキューラインは大幅に短縮されています。
周りのゲストと近づき過ぎてしまうような構造のキューラインはそもそも使用されていません。
ファンタスティックフライトミュージアム内は一瞬で通り過ぎてしまうため、内装はほとんど楽しむことができません。
プレショーはカット
ソアリンのストーリーの鍵を握る女性「カメリア・ファルコ」、彼女との出会いを果たすプレショーはエリア内が密な状態になることを避けるため、完全にカットされています。
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プレショーエリアはキューラインの一部として通り過ぎるだけの空間となっています。
アトラクションのストーリーとして、プレショーはかなり重要な意味をもちますが、それ以上に感染症拡大防止対策を優先しているということです。
ドリームフライヤーは間隔空けて案内
テラスへ案内される前の小部屋は他のゲストと距離を保てるように床に目安となるシールが貼られているほか、隣の列との間にはアクリルボードが設定されています。
また、ドリームフライヤーへは他のグループとは1席間隔空けて座るように案内されています。
今後の運営について
東京ディズニーリゾートは徐々に入園者数を増やしている印象です。
キューラインにおけるソーシャルディスタンスはある程度確保できているものの、更に入園者数が増えた場合、キューラインを形成する場所やコントロールするキャストが更に必要となります。
整理券や海外ディズニーパークで採用されているバーチャルキュー等が必要となるかもしれません。
人気アトラクションならではの課題への対処が急務となりそうです。