東京ディズニーリゾートは本日(7月1日)より運営を再開しました。
123日ぶりの運営再開初日のパークをお届けします。
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- 東京ディズニーリゾート遂に運営再開
- 運営再開初日のパークの様子を紹介
- これが新常識!?ウィズコロナ運営とは?
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TDR 123日ぶりの運営再開
新型コロナウイルスの感染拡大を受け2020年2月29日より臨時休園をしていた東京ディズニーリゾートですが、遂に7月1日より両パークの運営を再開しました。
パークにおける感染拡大を防ぐため、運営再開にあたって様々な対策が講じられています。
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アトラクションをはじめとするキューラインには周囲のゲストと間隔を空けるためのソーシャルディスタンスマーカーが設置されているほか、レストランやショップのレジにはアクリル板も登場しています。
[box class="green_box" title="ソーシャルディスタンスマーカーについて"]
原則、1つのソーシャルディスタンスマーカーに横並びになれるのは2名まで。
3名のグループの場合は2名・1名で別れて並ぶ必要があるので要注意!
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レストランでは前の人へのメニュー提供を待ってからレジに案内されるため、注文までにやや時間がかかる印象です。
また、アクリルボードやキャッシュトレイを使用してるため通常よりも注文に要する時間も長めです。
また、ダイニングエリアについては使える座席が半減しているものの、中はかなり空いており余裕があります。
今日の運営再開はコロナと上手く付き合っていくための“ウィズコロナ体制”の新しいパークの日常がスタートしたことを意味しています。
運営再開初日 東京ディズニーリゾートの様子
ここからは運営再開初日のパークの様子をお伝えします。
初日は生憎の空模様でしたが、パーク内は多くの喜びと感動に溢れていました。
午前8時、パークオープンのタイミングで株式会社オリエンタルランド会長、加賀見氏からサプライズアナウンスがありました。
かがみんからのアナウンス!!!!
パークオープン!!!! pic.twitter.com/miDgxv0Cx0— まにあ (@_Disney_mania_) June 30, 2020
このアナウンスを合図に123日ぶりにパークのゲートが開かれました。
エントランスにはパーク内各所からたくさんのキャストがお出迎えに来ており、感動と喜びに包まれた最高の空間でした。
東京ディズニーランド
臨時休園前はまだ工事中だったエントランスやシンデレラ城は作業が完了しています。
また、パークの至る所で修繕工事が行われた模様です。
久々に入ったパークは新しさを感じるポイントが満載でした。
東京ディズニーシー
東京ディズニーシーでも目新しさを様々な場面で感じました。
アクアスフィアがあるプラザは地面が完全に新しくなりました。
また、プロメテウス火山についても修繕工事はまだ続いているものの、作業場所が変更されています。
ウィズコロナ体制へ
パーク全体として、感染対策はかなり徹底されていました。
随所への消毒液や、ソーシャルディスタンスマーカーの設置はもちろんのこと、アトラクション運営においても、他のゲストと近づきすぎないように座席や案内方法を工夫するなどの対策が見受けられました。
また、パーク内はゲストの数が非常に少なく快適でかなり空いている印象でした。
入園者数は大幅に制限 施設も一部休止
一部では、パークの入園者数を15,000人へ絞っていると報道されています。
オリエンタルランドはTDRの入園者を当面、1日1万5千人程度に限定する。
通常時よりも大幅に入園者数を制限することでソーシャルディスタンスの確保を目指しています。
ワゴンなど小規模フード施設がクローズしているため、少しばかり不便さを感じました。
アトラクションについては、入園者数が少ないこともあり、待ち時間は通常より大幅に短い状態でした。
ソーシャルディスタンスの確保を目的に、通常よりもキャパシティを大幅に落として運営していますが、それ以上に入園者数が少ないということです。
キャストへの負担
また、ソーシャルディスタンスを確保するために、多くのキャストがゲストコントロール要員として業務に就いていました。
つまり、通常時には発生しなかったような業務が必要となることで、多くのキャストが必要となっているようです。
ただでさえゲスト数を絞っている以上、これにより収益性が落ちることは言うまでもありません。
中でもカストーディアルキャストは、パーク内の清掃に加え、定期的なベンチの消毒などこれまで以上に高い衛生意識が徹底されていました。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]多数のキャストのおかげでパークが再開できていることを忘れてはいけませんね![/voice]
ミニグリーティング実施
両パークでは不定期でミニグリーティングが公演されます。
キャラクターグリーティングの休止や他のエンターテインメントプログラムが公演できないかわりに、キャラクターたちが挨拶をしにやってきます。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]もちろんキャラクターとのふれあいは無く、ものの数分で終わってしまいますが、過去のショーの音源を使っているなど、懐かしさも感じるプログラムです。[/voice]
基本的に立ち見で鑑賞エリアには間隔でシールやテープが貼られており、ゲストはこれに合わせて鑑賞します。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]周りと距離が保たれた状態での鑑賞は、精神的にもかなりありがたいです[/voice]
ゲストに求められること、そしてこれからのTDR
コロナウイルスがここまで大きな問題となり、東京ディズニーリゾートにここまでの影響を与えるとは正直予想していませんでした。
久しぶりに訪れたパークは楽しみ方さえ違えど、やはり幸せな気持ちにさせてくれます。
これはパーク内の徹底した感染拡大対策と、関係者・キャストの力に違いありません。
ただ、残念なことにいくら運営者側が対策を講じたところで、我々ゲストがそれらを守らなくては意味がありません。
自分の身を守ることはもちろん、周りの人たち、そして東京ディズニーリゾートを守っていくためには、私たちゲストが感染拡大を防ぐための行動を徹底する必要があります。
東京ディズニーリゾートがいつまでも“夢がかなう場所”であり続けられるように、私たちゲストも協力していきましょう。