東京ディズニーランドにある「ウエスタンランド写真館」のサービス内容が本日より大幅に変更となりました。
同施設のこれまでサービスと、どのように変わったのかを紹介します。
ウエスタンランド写真館とは?
東京ディズニーランドにある「ウエスタンランド写真館」は記念写真を撮影することができる施設です。
こひつじダニーグッズを販売している「トレーディングポスト」内に間借りするような形で運営しています。
これまでは、衣装を借りて本格的に撮影
今日パークに行った本題はコレ。9月2日までで、衣装を着ての撮影が終わるウエスタンランド写真館。結婚する前に2人で撮って以来、お久しぶり。今回は、踊り子さん衣装でパチリと。これは自前カメラで撮って貰った分。楽しいキャストさんのお陰で、愉快に撮影できました❤︎ pic.twitter.com/su3muyy9p1
— あーね@35th &個人的5th (@a_ne01donadezi) 2018年9月2日
ウエスタンランド写真館では、素敵な記念写真を撮影することができる有料の施設です。
ウエスタンの雰囲気溢れる衣装を選び、背景が用意されている簡易スタジオでカウボーイやカウガールになりきって撮影をすることができました。
変更後は簡素化
しかし、本日からウエスタンランド写真館のサービス内容が大幅に変更となりました。
これまで同様、カメラマンに撮影してもらうことはできますが、用意されていた衣装は無くなりました。
料金体系も変更 やや割高か
これまでは衣装等も含め、2,700円~だった料金体系も変更となりました。
撮影した写真にフレームやスタンプを付けることが可能となり、データダウンロード5枚で1,890円、プリントは1枚1,700円です。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]やや割高な印象です…。[/voice]
アトラクション「カリブの海賊」の出口にも、以前「黒ひげ写真館」という同様のサービスを提供していた施設がありましたが、2007年にクローズしています。
変更された理由とは?
ここまで大きくサービス内容が変更された理由としては大きく2つ考えられます。
1,採算性
写真撮影というサービスの特性上、写真を撮ってもらうことで収益が発生します。
ゲストに利用されなければ意味がありません。
混雑日こそは待ち時間が発生するケースもあり、一部ゲストには人気がありましたが、勢いは明らかに衰えていました。
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キャラクター・グリーティングをはじめとする他のフォトサービスと比較するとウエスタンランド写真館の採算性は平均を下回っていたことでしょう。
また、衣装の準備や修繕などのランニングコストもかさんでいたのではないでしょうか。
2,写真に対する意識の変化
パークでは大きな一眼レフカメラを持っているゲストを多く見かけるようになりました。
また、スマホの技術開発が進み、誰もが高画質な写真を残せるようになりました。
これまで、プロのカメラマンが相当の機材を使わないと撮ることができなかったような写真が、今や手のひらのデバイス上でも撮影することができるようになりました。
ウエスタンランド写真館と類似サービスを提供していた「イメージワークス」がクローズしたのも、写真に対する意識の変化から、収益性が低下したこと原因の1つでしょう。
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衣装やセットで撮影できる体験は手のひらでは完結しないようにも思えますが、「わざわざそこで撮らなくても」という心理がはたらくのは分からないでもありません。
ウエスタンランド写真館の今後
これまで多くのゲストに親しまれてきたサービスも、時代の流れには逆らうことができないという証明なのでしょう。
ただ、「ウエスタンランド写真館」は黒ひげ写真館やフォトワークスとは違い、サービス内容が変更され、規模が縮小されただけなので、無くなったわけでわありません。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]屋外で写真を取るのが難しい、雨の日にオススメです!![/voice]
少し気分を変えて、ここでしか撮れない写真を撮影しに行ってみてはいかがでしょうか!