アトラクションを短い待ち時間で乗ることができる「ファストパス」
今日からファストパスの運用に大きな変更が加えられました。
[box class="yellow_box" title="追記(2019年7月16日)"]オンラインファストパスの運用が2019年7月23日からスタートすることが発表されました。[kanren postid="15600"][/box]
ファストパスに大きな変更
本日(10日)より、東京ディズニーリゾートの「ディズニー・ファストパス」に大きな変化が起こりました。
新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のオープンを目前に控え、アトラクションの利便性向上に向けた施策が大きく動いています。
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「ファストパス・リマインダー」を発行
これまで、対象のアトラクションでは、発券所で「ファストパス」が発券されていました。(当たり前ですが)
しかし、今日から発券されているのはファストパスではなく、「ファストパス・リマインダー」です。
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これまでのファストパスはアトラクション名や利用時間、次回発券可能時刻が印字されていました。
ファストパス・リマインダーにおいてもこの情報は印字されていますが、これまでのファストパスを大きく異なる点が2つあります。
アトラクション固有のデザインが廃止
これまでのファストパスは、各アトラクションごとにデザインが異なりました。
ヘッダー部分には各アトラクションのロゴやイラストがデザインされていました。
ファストパス・リマインダーには、そもそもヘッダー部分がありません。
全てのアトラクションでフォーマットが完全に統一されたため、ひと目ではどのアトラクションのパスなのかを判断することが難しくなりました。
ファストパスエントランスの利用には入園パスポートの読み込みが必要
ファストパスと最も大きく違うのが、アトラクション利用時にはパスポートが必要になった点です。
これまでのファストパスは、それ自体がファストパスエントランスの入場券としての意味もち、エントランスでキャストが時間を確認し、その先で回収されていました。
ファストパス・リマインダーは違います。
ファストパス・リマインダーは情報が印字されているだけの紙に過ぎません。
ファストパスエントランスを利用する際にはファストパスリマインダーを発券するのに使ったパークのパスポートが必要になります。
そしてファストパスエントランスとその先の2箇所に設置された読み取り端末にパスポートのQRコードを読み取らせる必要があります。
この結果、利用時間をキャストが目視で確認する必要性がなくなったほか、ファストパスのみを譲渡して利用することができなくなりました。
オンラインファストパスに向けた準備
ファストパス・リマインダーへの変更は、まもなくスタートが予定されている「東京ディズニーリゾート・アプリ」におけるオンラインファストパス発券に向けた準備の一環です。
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現在は、ファストパス・リマインダーを発見するためには発券所まで行く必要がありますが、今後は手元のスマートフォン上で全てが完結するようになります。
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東京ディズニーリゾート・アプリで当日入園したパスポートのQRコードを読み取り、ファストパスを取りたいアトラクションを選択することで、そのパスポートにファストパスの利用時間情報が紐付けられます。
その結果、利用時間にファストパスエントランスでパスポートを読み取らせることでアトラクションが利用できるようになるのです。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]ファストパス・リマインダーはスマートフォンで発券が出来ないゲストに対する代替措置的な立ち位置なのでしょう。[/voice]
非常に効率的なシステムがまもなく東京ディズニーリゾートに上陸します。
もちろん、スマートフォン上でのファストパス発券は電波状況やバッテリー等に依存する形になります。
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パーク内におけるwi-fi環境の更なる整備などの課題もありますが、新たな取組に期待したいところです。