東京ディズニーランドのワールドバザールは東京ディズニーリゾート35周年イベントに合わせ、「セレブレーションストリート」として多くのゲストを楽しませています。
[btn class="rich_green"]東京ディズニーリゾート35周年 “Happiest Celebration!”[/btn]
ゲストを魅了する一方で、最近ではその問題点も話題になっています。
セレブレーションストリートの演出
セレブレーションストリートへと生まれ変わったワールドバザール。
その中央に設置されたセレブレーションタワーには、歴代アニバーサリーイベントのコスチュームを着たミッキーが飾られています。
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そして、数分おきにセレブレーションタワーと園周辺の柱などが音楽合わせて光輝きます。
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銀テープが演出で使用
セレブレーションストリートの1日数回限定のサプライズ演出として、銀テープが四方から飛び出ることもあります。
紙吹雪から銀テープへ変更
もともとサプライズ演出には紙吹雪が使用されていましたが、現在では銀テープに変更となり、その噴出装置もろとも置き換えられました。
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銀テープに変更された大きな要因の1つと考えられるのが“後処理の大変さ”でしょう。
紙吹雪はそれぞれが小さく、大量に噴出されるため、演出終了後の掃除がとても大変な様子でした。
紙吹雪が風に乗ってショップ内はもちろん、ワールドバザールの外へまで飛んでいってしまうことも散見され、それらを掃除するキャストに大きな負担がかかっていました。
そこでコンサート等で使用されている銀テープに演出が変更となりました。
キャストの負担減に効果
一本が長いため、紙吹雪よりも回収すべき対象が少なくて済むことに加え、記念に持ち帰るゲストがいるため、後処理の労力は一気に減りました。
浮かび上がる問題点
しかし、セレブレーションストリートはここでまた新たな問題に直面しています。
銀テープによる安全性の低下
それが安全性の問題です。
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紙吹雪から銀テープに変更されたことで、誤飲等の可能性が低くなり、安全性は向上したかのように思われました。
しかし、実際はそうではありません。
舞い落ちる銀テープを持ち帰ろうとするゲストが多く、その奪い合いのような状態に直面しています。
銀テープが噴出された瞬間、我先にテープを手に入れようと駆け寄るひとや、手を高く伸ばして掴もうとする人、子どもたちのことなど眼中にありません。
TDL セレブレーションストリート
テープに変わってから今日は午後の部に遭遇
セレブレーションタワー方向に3回発射されますが 割と早く落ちてしまうので拾いに行く人が殺到してやや危険な状況になります pic.twitter.com/K4BZk9ZV1f— ディズ探。D垢 (@As9sQokVExp4Q4S) 2018年7月22日
紙吹雪よりも個数は少ないため、その奪い合いは壮絶です。
これでは東京ディズニーリゾートが最優先事項としている“安全(Safety)”が守られていません。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]最近、安全性が以前よりも蔑ろにされていることが多いような...[/voice]
サプライズ演出としての本質はどこへ
出会えたらラッキー!というサプライズの演出が、一気に戦場へと変貌します。
これではサプライズ演出としての本質を見失いつつあるでしょう。
キラキラと光を反射しながら落ちてゆく銀テープを楽しむことなどほぼ不可能に近いでしょう。
キャストの負担減に繋がる良い施策のように思えましたが、大きな危険が浮き彫りになる結果となってしまいました。
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今後のセレブレーションストリート
この問題を受け今後の演出が変更されるのか、それとも継続して銀テープが使用されるのか。
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噴出装置を銀テープ用に変更してしまったため、今後紙吹雪の演出が戻ってくるのは考えづらいと思います。
[voice icon="https://tdrmania.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_4253.jpg" name="まにあ" type="l content"]個人的には紙吹雪演出のほうが好きかな...[/voice]
どのように変化するのか、見守り続けたいと思います。