どうも!まにあ(@_Disney_mania_)です。
いよいよ明日、ストームライダーがクローズとなります。
「ストームライダー」明日クローズ
2001年9月4日、日本に2つ目となるディズニーパーク「東京ディズニーシー」が開園しました。
7つのテーマポートからなる“冒険とイマジネーションの海”をテーマにした世界にたった1つだけのディズニーパークです。
そして、東京ディズニーシー開園から多くのゲストを乗せ、楽しませてきた人気アトラクション「ストームライダー」が明日(16日)、クローズされます。
ストームライダーの基本情報
ストームライダーはシュミレーションタイプのアトラクションです。
プレショーを含め体験時間は約14分、プレショーエリア左右に計2台のライドがあり、それぞれの定員は122名です。
ゲストは、気象コントロールセンターが開発したストームライダーという飛行機に搭乗し、強大なストームを消滅させるためのミッションへ出発します。
ストームライダー搭乗後のスリリングなミッション内容はもちろんのこと、プレショーでのキャストのトークや、キャプテンデイビス・スコットの人柄や会話も人気のひとつです。
「ストームライダー」クローズ
世界のディズニーパークの中でも、東京ディズニーシーにのみ存在する「ストームライダー」ですが、前述の通り、明日でクローズとなります。
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ストームライダーのクローズは昨年11月6日に東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドより突如発表されました。
なお、本アトラクション導入に伴い「ストームライダー」は、2016年5月16日をもってクローズいたします。
http://www.olc.co.jp/news/tdr/20151106_1.pdf
発表直後からTwitter等のSNSは大騒ぎとなりました。
一部ではストームライダークローズ反対への署名活動まで行われました。
クローズグッズも販売
ストームライダーのクローズを悲しむ声が多かったためか、アトラクションクローズグッズ「StormRider Forever!」シリーズの販売がスタートしました。
StormRider Forever!シリーズにはポストカード、クリアファイル、ピンバッジの3点が登場しました。
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このように特定のアトラクションのクローズに際してグッズが販売されるのは2006年4月5日にクローズした東京ディズニーランドの「シンデレラ城ミステリーツアー」以来です。
更に、ストームライダーの前ではカメラキャストによるオリジナル台紙付きの写真撮影も行われています。
このように、ゲスト側のみならず、運営側もストームライダーのクローズには特別な思い入れがあるようです。
ポートディスカバリーにはストームライダーが必要
東京ディズニーシーにある7つのテーマポート。
ストームライダーはそのうちの「ポートディスカバリー」に属しています。
ポートディスカバリーのストーリー
ポートディスカバリーは「時空を超えた未来のマリーナ」をテーマに、未来的なアトラクションやショップ、それを包むストーリーが構築されています。
そもそもポートディスカバリーの根幹となるストーリーが「ストームライダー計画」です。
これは、ストームライダーを開発した「気象コントロールセンター」が気象の謎を解明するために行っていた研究や実験のことです。
そして、ポートディスカバリーでは、その「ストームライダー計画」の研究成果を発表するためにエリア全体で、今まさにお祭りが行われているのです。
同エリアにある「アクアトピア」も、本来は新たな航海システム開発のための実験設備ですが、このお祭りを記念して一般ゲストに特別に開放しているというわけです。
クローズによるストーリー変更!?
このように、ポートディスカバリーはストームライダーを根幹としたストーリーが構築されているのです。
そのため、ストームライダーのクローズにより、このストーリーが崩壊してしまう可能性があります。
アトラクションがなくなってしまう以上、それに付随するストーリーはどんな形であれ、改編や削除が必要となることでしょう。
気象コントロールセンター
ストームライダーがポートディスカバリーのストーリーの中心を構成しているように、その母体である「気象コントロールセンター」もエリア全体の基礎となっています。
アトラクション「ストームライダー」の建物が気象コントロールセンターです。
ストームライダーは気象コントロールセンターが開発したものです。
気象コントロールセンターは英語で「The Center for Weather Control」
ポートディスカバリーにはこの“Center for Weather Control”の文字列や、それぞれの頭文字をとった“CWC”の文字、ロゴマークなどがいたるところに点在しています。
今回のストームライダーのクローズにより、気象コントロールセンターの存在そのものがストーリーから削除されてしまうとなると、これらの文字やマークもエリアからなくなってしまうことになります。
クローズ後はエリア全体のストーリーの改編に加え、これらの文字やロゴを撤去・変更するためリハブも実施されることもありそうです。
ストームライダークローズ後の新アトラクション
ストームライダーのクローズ後は、同じ場所に新アトラクションの導入が既に決定しています。
ニモ&フレンズ・シーライダー
ストームライダー跡地には来年春、新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」がオープンする予定です。
これは映画「ファインディング・ニモ」と今年7月公開予定の映画「ファインディング・ドリー」の世界を舞台としたアトラクションで、ゲストは魚サイズに縮むことができる潜水艦に乗り込み、海の世界を体験します。
オープン | 2017年春(予定) |
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体験時間 | 約5分(メインショー) |
定員 | 122名(1キャビンあたり) |
利用制限 | 身長90センチ以上、3歳以上 |
投資額 | 約50億円(予定) |
その他 | ディズニー・ファストパス実施 |
この屋内型アトラクションは、人気のあるディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』(2016年7月16日全国公開予定)の世界を舞台に、映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験できるアトラクションです。
魚サイズに縮むことができる潜水艇に乗り込んだゲストは、ニモやドリーたちと同じ目線で、広い海の世界を冒険します。http://www.olc.co.jp/news/tdr/20160427_06.pdf
ストームライダーと同じく、ニモ&フレンズ・シーライダーにもディズニー・ファストパスが導入されます。
また、定員やキャビン数もストームライダーと同じであるため、基本的なライドシステムや構造は変わらないことが予想されます。
更に、体験時間にわざわざ“メインショー”と記載することから、ニモ&フレンズシーライダーにもメインショーの他にプレショーが存在していることかと思われます。
ニモ&フレンズ・シーライダーはストームライダーに引き続き、「株式会社ジェーシービー」が提供することが既に決定しています。
アトラクションのイメージ
オリエンタルランドより発表されたリリースでは「ニモ&フレンズ・シーライダー」のイメージ画像が2点公開されています。
こちらは、アトラクションに登場し、ゲストが乗り込むこととなる潜水艦です。
潜水艦自体は魚の形をしており、ゲストはこれに乗り込み、小さなサイズに縮むことになります。
ストームライダーの外観とは180度異なるものになります。
潜水艦のおでこ部分がスクリーンとなり、外の景色がそこに映し出されることでしょう。
2枚目はアトラクションのキャビンの内観です。
ストームライダーのキャビン内とほぼ同じですが、左右の窓の上にスクリーンが設置されています。
これはストームライダーにはなかった新たな構造です。
気象コントロールセンターの継続も
ポートディスカバリーのストーリーを構成しているストームライダーとその母体である気象コントロールセンター。
ニモ&フレンズ・シーライダーがオープンした後も気象コントロールセンターについては継続される可能性もあるのでは…と個人的には予想しています。
エリア全体に気象コントロールセンターの文字やロゴが散りばめられていることに加え、“新アトラクションに登場する潜水艦を気象コントロールセンターが開発した”というストーリーを作ることが一番合理的なのでは…と考えます。
ストーリーなどについては今後の状況を見守りたいと思います。
ストームライダーは明日クローズ
東京ディズニーシーの開園から多くのゲストと共にミッションへ出発してきた「ストームライダー」も明日がラストフライトとなります。
明日は待ち時間が相当なことになりそうです…。
時間があれば、僕もストームライダーの最後を見届けに行きたいとおもいます。
ありがとう!ストームライダー!